2015年10月16日  
 

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中国が受け入れる留学生の数が米国、英国に次いで世界3位に (3)

人民網日本語版 2015年10月16日16:35

留学生が中国文化を持ち帰る

中国の留学生には、カザフスタンのカリム・マシモフ首相やエチオピアのムラトゥ・テショメ大統領、タイの王位継承者・シリントーン、ヨルダン王妃・ラーニアなど、錚々たる顔ぶれが並ぶ。中国で留学して帰国し、副省長以上の職務に就いた人が延べ40人以上いるという統計もある。また、100人近くが、駐中国大使や大使館参事官を務めたほか、多くが著名な学者や教授、大企業家など、貴重な人材になった。

前出の林さんは、「中国で博士課程を修了したら帰国し、大学の教師になりたい。中国の文化、特に私の心を打った中国の知恵を伝えていきたい。4人の子供がいるシンガポールのある友人には、会うたびに、漢字の書き方を教えている。また、中国の歴史表を暗記できるよう教えている夫婦もいる」と話す。

経済のグローバル化が進み、中国が少しずつ世界に溶け込むにつれ、中国に来た留学生が「種」のように、卒業して帰国後に、自国で活躍するだけでなく、中華文化を持ちかえってそれを「撒いて」くれている。そして、中国と各国の相互理解が深まるだけでなく、中国の国際的イメージや世界に対する影響力も向上している。

「人民網日本語版」2015年10月16日


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