商務部(商務省)の沈丹陽報道官は20日の定例記者会見で次のように述べた。「年初以来、国内消費市場の運営状況は全体として落ち着いており、経済成長を安定させる重要な役割を果たしている。国家統計局がまとめたデータによると、第1~3四半期(1~9月)の社会消費財小売総額は21兆6千億元(約408兆348億円)に上り、前年同期比10.5%増加し、増加率は上半期を0.1ポイント上回った。物価上昇要因を考慮した実質成長率は10.5%だった。9月の前月比増加率は10.9%で、増加率は8月より0.1ポイント上昇し、単月の増加率としては2カ月連続の上昇となった。消費の経済に対する牽引効果が増強を続けており、第1~3四半期の最終消費支出の国内総生産(GDP)の伸びに対する貢献度は58.4%で、前年同期比9.3ポイント上昇した。消費市場には主に6つの注目点がある。1つ目は新型業態の急速な成長、2つ目は住居関連消費の段階的回復、3つ目は基本的な生活用品の消費における硬直的需要(値段の影響を受けにくい需要)の伸び、4つ目は大衆のレジャー消費の注目点の相次ぐ登場、5つ目はますます旺盛になる省エネ・スマート消費、6つ目は消費価格の基本的な安定だ」と述べた。中国証券網が伝えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年10月21日