中国社会科学院社会政策研究センターの唐鈞・秘書長も、以下の見方を示した。
社会経済の運行スピードが加速するにつれ、人々が直面する社会的な圧力もどんどん大きくなり、生活コストも急騰する。中国は、人々が子供を持つことを望まないような段階に入ったのだ。中国国民の出産願望は、「(条件が整っていないため)産めない」「産みたくない」「(条件も整っており)産みたい。けど止めておく」の3段階に分かれている。
中国人民大学社会学部の周孝正教授も、「第2子出産の全面解禁が人口爆発をもたらすことはあり得ない。現在、最も大切なことは、人々の出産願望を奨励することであり、全面解禁はその意味では非常に前向きなサインと言えるだろう」との見方を示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年10月30日