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中国、今年は「2人目出産の全面解禁」の試行は無し

人民網日本語版 2015年03月04日13:15

「単独二孩(夫婦のどちらかが一人っ子の場合、第2子の出産を認める)」政策が昨年始まってから2014年12月までに、条件に合致する1100万組の夫婦のうち、2人目の出産を申請した夫婦は106万9千組、実際に出産した夫婦はわずか47万組にとどまった。ここから、「単独二孩」政策の効果をいかに評価すべきか?2人目出産の全面解禁までどのくらいかかるのだろう?全国人民代表大会代表、国家衛生・計画出産委員会科学技術研究所所長の馬旭氏は3日、「今年は2人目出産全面解禁の試行を行うことは無いだろう。単独二孩政策の効果を評価するにはまだ観察が必要」との見方を示した。新京報が伝えた。

馬旭氏は、「昨年1年間で47万人という数字だけで、単独二孩政策の効果を評価することはできない。政策の実施からまだ1年目だ。出産政策の影響は複雑なプロセスが関わるため、数年間は観察する必要がある。単独二孩政策が実施されてからの、人口の流動性、経済的負担といった様々な影響も考慮しなければならない」としたほか、「国の関連部門は積極的に研究を進めているが、今年は2人目出産全面解禁の試行を行うことは無いだろう。また、単純に全面解禁する可能性は低いと思われる」と語った。


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