大学教員が「強制的」に学生と食事?しかも6年間続けて計700回?そんな話題が注目を集めている。西南財経大学(四川省成都市)で長年実際に起こっているその名も「暁玫ランチ」だ。華西都市報が伝えた。
生徒の生活はどうか、仕事探しは大丈夫か。生徒と交流を図るため、西南財経大学金融学院の張暁玫准教授は、2009年3月から学生たちと一緒にランチを取るようになった。学生たちは何を食べたいかも事前に伝えることができるという。
「強制」は実は学生と交流するためだった
2008年、張先生は海外での生活を終えて帰国、西南財経大学金融学院で教鞭を執るようになった。同校では大学院生約10人の指導教員を勤めていたが、授業以外の時間に教え子を見る機会が少ないことを気にしていた。
生徒と交流を図る機会を作ろうと、ランチは生徒と一緒に食べるという方法を思いついた。2009年3月からこの方法を実行に移すようになり、生徒に番号を振って順番にランチを共にするようにした。
「最初は嫌がられ、みんなで一緒に食べたいと言われたが、それでは私の初志に反するし、食事では一人ひとり生徒の情況がよく把握できない」と張先生。