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2015年11月18日  
 

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脳の「欲望の中心」、食べ物の看板を見るだけで空腹に

人民網日本語版 2015年11月18日08:23

ファーストフード店の看板を見ると、食べ物を目にしていなくても、お腹が空いていなくても、ふと食べたくなる。日常生活で、このような経験があるのではなかろうか。米ダートマス大学の研究者は、脳の腹側淡蒼球と呼ばれる部位が、この現象の原因になっていることを発見した。この部位は「欲望の中心」と呼ばれている。京華時報が伝えた。

研究者がラットを使い実験したところ、腹側淡蒼球はある信号の欲望の形成に対して重要な力を発揮することがわかった。「設計神経受容体」を刺激することで、腹側淡蒼球の活動を抑制できる。脳細胞には多くの天然受容体があるが、「設計神経受容体」はウイルスを使い脳に入る受容体で、人工的に合成された薬によって刺激できる。研究者は腹側淡蒼球をターゲットとし、ある信号の欲望を抑えることで中毒や暴食などを治療できると考えている。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年11月17日

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