過去数十年間の研究では、人々は歳を重ねるごとに幸せになるとされてきた。しかしこの流れには、逆転が生じたようだ。ザ・ニューヨーカー誌はこのほど、30歳を超えた人は、10・20代の人ほど幸せではないと感じていると報じた。中国科学報が伝えた。
この研究は、青少年127万人と成人5万人余りを対象とした。研究は成人が幸福と感じなくなる理由について詳細な説明を行っていないが、「非現実的な希望」がその原因かもしれないとした。現代の青少年は未来に対して、他のいかなる時代よりも楽観的だ。しかしこの希望がその後の生活において潰えた場合、多くの人は心から失望し、不幸感が自ずと生まれるだろう。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月19日