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西安の伝統料理の調理基準が発表 その内容がネット上で議論に

人民網日本語版 2015年11月25日16:16

西安品質技術監督局(質監局)標準化処が24日、西安の伝統料理の調理基準を発表した。基準が発表されたのは、肉夹饃(中国式ハンバーガー)、牛羊肉泡饃(牛肉・羊肉とパンのスープ)、葫芦頭泡饃(豚の大腸とパンのスープ)、ビャンビャン麺(幅広の麵の料理)、藍田蕎麺餄餎(そば粉を使った麺料理)の5種類で、現在は意見募集段階にある。ここ数年、中国各地は相次いで特色料理の調理基準を発表しているが、議論を呼んでいるものも少なくない。例えば、「揚州チャーハンに使われる卵は3つから4つ」「魚香肉絲(細切り豚肉の豆板醤炒め)の肉は長さ10センチ、幅3ミリ、厚さ3ミリに切ること」などだ。一部の基準にはネットユーザーから「そんなに細かく決めることに意義があるのか?」と疑問の声も上がっている。「公式で基準が定められた料理だけで、テーブルが一杯になる」とのコメントもある。北京青年報が伝えた。

関係者によると、今回基準が定められた5種類の料理は全国的に最も普及し、最も人気があり、知名度が最も高い西安料理だ。

ネットユーザーの間で最も注目を集めているのが肉夹饃の作り方だ。まず、肉夹饃に使用する白い焼きパンを作る際は「110グラムの生地を、紡錘型のめん棒で直径約11.5センチ、厚さ2センチの丸い形に伸ばす」必要がある。パンの中に挟む煮込み肉(蝋汁肉)は「新鮮な豚肉の前足、後足、リブを3:4:3の割合で混ぜる。脂身と赤身の割合は3.5:6.5。蝋汁肉は赤身につややかな色を帯び、柔らかく香ばしいことが望ましい」という。なお、100キロの豚肉から55キロの蝋汁肉が作成できる。


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