大陸部と澳門　サービス貿易の自由化を実現

　「『大陸部と澳門（マカオ）のより緊密な経済貿易関係構築に関する計画』のサービス貿易について合意」が28日に澳門で、澳門特別行政区政府の行政長官代理を務める経済財政司の梁維特司長と商務部（商務省）の王受文副部長により調印された。これで大陸部と澳門のサービス貿易の自由化が基本的に実現したことになる。人民日報が伝えた。

　合意に基づき、来年6月1日から、大陸部は澳門に対しサービス貿易153部門を開放し、これで世界貿易機関（WTO）の分類基準の95.6％をカバーすることになる。WTOの基準を踏まえ、両地域のサービス貿易自由化が実現しており、国が提起した第12次五カ年計画期間末の大陸部・澳門間のサービス貿易自由化の基本的実現という目標が達成された。（編集KS）

　「人民網日本語版」2015年11月29日