国防部(国防省)の26日の記者会見で、呉謙報道官は「米軍の艦艇・航空機は中国の南沙(英語名スプラトリー)諸島の近隣海空域に勝手に進入して挑発を行った。中国軍は必要に基づき必要なあらゆる措置を講じ、国家の主権、安全、海洋権益を守る」と表明した。
――日本メディアの報道によると、米太平洋軍のハリス司令官は、中国の南沙諸島周辺に再び軍艦を派遣して航行の自由行動を行うと述べた。ロイター通信によると、米海軍は12月に南沙諸島海域を再び巡航する可能性がある。これについてコメントは?
南中国海の航行の自由に問題はない。これは不動の事実だ。われわれは米側がわかっていながら、知らん振りをして、言いがかりをつけて騒動を起こさないことを希望する。米軍の艦艇・航空機は中国の南沙諸島近隣海空域に勝手に進入して挑発を行い、中国の主権と安全を深刻に脅かし、地域の平和と安定を脅かしている。中国軍は必要に基づき必要なあらゆる措置を講じ、国家の主権、安全、海洋権益を守る。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年11月27日