北京市交通委員会はこのほど、2016年に交通渋滞費の徴収試行をスタートさせると同時に、マイクロバスと自動車を対象としたより厳格な通行規制を実施する計画を発表した。また、駐車総合管理などの措置を通じ、首都の交通渋滞緩和に努める。新華社の公式微博(ウェイボー)「新華視点」の情報を引用して人民網が報じた。
時差出勤についても、新たな政策が発表される見通しだ。八通線と昌平線の一部駅において、「オフピーク」割引乗車券を販売することを検討している。
北京青年報の報道によると、市交通委員会渋滞緩和対策処の担当者はこのほど、現行の平日5日間の通行規制をベースとして、さらに厳格な通行規制を実施する可能性が高いと述べた。このほか、北京は市場化措置を推進しており、経済的な方法を用いて自動車の利用を制限する方針。交通渋滞費の徴収は、市場化のための方策のひとつとして検討されている渋滞緩和措置である。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年12月4日