ドイツ携帯ブランド「ギガスター」が中国上陸

最近、中国ブランドの携帯電話が海外進出することはあっても、海外ブランドが中国に進出することは稀だったが、元シーメンス傘下のドイツ系ブランド「ギガスター」がこのほど中国進出を宣言し、中国携帯市場に再びドイツ系ブランドが姿を現すことになった。「京華時報」が伝えた。

ギガセットは設立当初はドイツ・シーメンス傘下のデジタルモバイル電話ブランドで、モバイル電話市場での売上は世界一だ。今年はスマートフォン市場への進出を明らかにし、今回は3つの新製品「MEpro」、「ME」、「MEpure」を引っ提げて中国市場に乗り込んでくる。

ギガスターの関係者は、「ギガスターは中国現地ブランドより価格は高めで、製品のターゲットは品質を重視する層だ。中国市場で選択可能な同じ価格帯の製品は実はそれほど多くないため、市場の可能性は小さくないとにらんだ。価格戦争に慣れた中国の消費者にとってみれば、市場に復帰するドイツ系ブランドが消費者の選択に一連の変化をもたらす可能性がある」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2015年10月26日