2015年12月21日  
 

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日本の寺院に見る中国的要素 (2)

人民網日本語版 2015年12月21日09:53

撮影:張旭氏

本殿横の三重の塔も、音羽山腹にある三階建ての子安塔も、全てが素朴であり厳粛で、高貴さを見せている。全体的な形を見ると、すぐに蘇州寒山寺の普明宝塔(江蘇省)が連想される。もしもそれら3つの建物を一か所に置くと、まさに「3つ子」のようにそっくりだ。清水寺の山門の石段の上に立つと、両側にはそれぞれ石の灯篭がある。その形を見てすぐに、もっとも典型的な中国の「唐灯」だと分かった。ここの唐灯と西安(陝西省)の唐灯はほぼまるっきり同じだ。寺院の中に立つ多くの灯篭の上には四角い灯受けがある。その先端は中国の亭閣のような形をしており、素朴だが堂々たる優雅さを備えている。唐灯の台座上には「永代常夜灯」という5文字の漢字が彫ってある。


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