旅行に関する口コミ・価格比較を中心とするウェブサイトのトリップアドバイザーは12月16日、旅行動向調査「トリップバロメーター・旅のトレンド 2016」を発表した。調査では、中国人観光客のスマホ依存度は世界ナンバー1で、うち87%が旅行に出かける際、携帯電話を必ず携帯するとしている。中国青年報が伝えた。
全世界の回答者のうち75%以上が旅行に出かける際、スマホを必ず携帯するとしており、中国人観光客のスマホ依存度は世界に比べて高いことがわかる。
このほか、全世界の中でも中国人回答者はホテルの無料Wi-Fiを最も重視しており、60%に及ぶ人がホテルに無料Wi-Fiのサービスがなければ宿泊先の候補には入れないとしている。全世界の回答者のうち46%が同様の考えを持っているが、10%は有料でWi-Fiを使用しても良いと答えている。
83%の中国人回答者が毎年違う旅行体験をしたいと希望しているのに対し、全世界の回答者では69%のみ。中国人観光客が来年トライしてみたい旅行体験トップ3は一人旅、クルーズツアー、アウトドアツアーだった。
また41%の中国人回答者は旅行中、買物用のスーツケースを1個多く持参するとしている。また25%の人が映画やテレビ番組の旅行先に影響を受けていると回答している。
全世界の回答者の3分の1以上が2016年の旅行費用を増やす予定だとしている。理由として、自分や家族のためと答えた人が49%、中国人回答者で見ると61%が同様の回答をしている。
今回の調査はトリップアドバイザーによりオンラインアンケート方式で行われたもので、全世界32の国と地域から4万4782人が参加した。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月21日