これらのデータ・情報は、すべて特製の見守り設備によって得られる。職員は、「例えば高齢者の自宅のドアには磁気テープを貼っている。高齢者も特別な装置を携帯する。高齢者が長時間動かなかった場合、ドアを閉めなかった場合は、システムが警報を出す」と述べた。
烏鎮では約150人の高齢者が、このスマート在宅高齢者ケアサービスを受けている。他にも生命反応感知器、スマート救急箱、センサー内蔵のベッドといったモノのインターネット設備も、スマート在宅高齢者ケアに応用されつつある。
これらの設備は、中国科学院モノのインターネット研究発展センターが開発した。同センター常務副主任の陳大鵬氏は、「中国科学院のモノのインターネット高齢者向け設備は今年、烏鎮で優先的に使用開始された。これらの設備は高齢者の基本的な生活の需要を満たし、老後の生活を充実させる」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月23日