〇所持金はわずか1千ドル
卒業旅行を思い返してみると、最大の収穫は、東部から西部まで米国の文化の違いを身をもって実感し、見知らぬ多くの人との出会いと別れを経験し、多種極まる景色を堪能し、自分自身の懐がより深くなったことだと宣さんは振り返った。彼にとって、卒業旅行は、4年前に中国を離れて以来、もっとも意義のある出来事であり、「今回の旅行を通じて、どんなことであれ、諦めず前に進めば、必ず収穫が得られることを学んだ」と話した。
成都に戻って仕事に就いている彼は、すでに次回の自転車旅行の計画を立てている。「成都を出発して雲南まで行き、雲南から国境を出て東南アジア諸国を自転車でめぐり、最終目的地のオーストラリアを目指す」と彼は語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年1月4日