外交部(外務省)の洪磊報道官は13日の定例記者会見で、永暑(英語名ファイアリー・クロス)礁に新たに建設した飛行場での中国側の試験飛行についてフィリピン側が抗議したことについて、フィリピン側の非難には魂胆があり、反論に値しないと述べた。
【記者】フィリピン政府は本日、永暑礁に新たに建設した飛行場での中国側の試験飛行について抗議を行ったと述べた。これについてコメントは。
【洪磊報道官】フィリピン側の反応について指摘しておく必要があるのは、海南島から永暑礁への中国の航空機の飛行は完全に中国の主権の範囲内のことであるということだ。また、中国は各国と同様、南中国海において上空飛行の自由を有している。中国側の試験飛行には専門性、技術性、民事性、国際公益性がある。フィリピン側の非難には魂胆があり、反論に値しない。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月14日