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中国・サウジ関係を強化する貴重な機会――サウジ紙編集長

人民網日本語版 2016年01月19日12:17
中国・サウジ関係を強化する貴重な機会――サウジ紙編集長
2015年6月4日、中国工商銀行リヤド支店はサウジアラビア首都のリヤドで開店式を行った。(新華社撮影)

「中国の習近平国家主席が近くサウジアラビアを公式訪問する。これは歴史的で重要な訪問だ」。サウジアラビア「中東新聞」編集長のSalman Aldossary氏は人民日報の取材に「訪問はサウジアラビアと中国の政治、経済、社会、文化など多くの分野での関係強化の貴重な機会だ」と指摘した。人民日報が伝えた。

サウジアラビアは現在中国にとって西アジア・北アフリカ地域最大の貿易パートナーだ。Salman氏は「サウジアラビアが中国に対する投資を拡大し、中国との互恵協力関係が加速しているのは、自らの経済多元化という深い戦略的考慮に基づき、中国との関係強化を望んでいるからだ。これは中国が工業、科学技術分野で急速に発展し、鮮明な特色があるからだ」と指摘した。

「一帯一路(1ベルト、1ロード)」イニシアティブについては「このイニシアティブは中国とシルクロード沿線国の経済・貿易関係の強化を旨としたものだ。インフラ整備と貿易関係を強化し、通貨流通を促進する他に、人的・文化分野の交流も含む」と指摘。「独特かつ重要な地理的位置、および地域の経済における主導的地位により、サウジアラビアは『一帯一路』沿線において決定的な影響を持つ国だ」と述べた。

先日発足したアジアインフラ投資銀行(AIIB)については「AIIBはアジア諸国のインフラ整備を旨としている。このためAIIBへの各国の重視と支持は高まっており、創設メンバーはすでに57カ国に上り、サウジアラビアを含む地域の国々はAIIBの建設を力の限り支援している」と指摘。「AIIBは参加国の道路、鉄道、港湾の近代化を支援し、電力、通信サービスの機会を拡大し、近代化を推進するだけでなく、西アジア・北アフリカ諸国の請負企業による参加国内でのインフラ事業実施に新たな将来性を切り開く」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年1月19日


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