中国では春節(旧正月、今年は2月8日)を目前に控え、多くの人がボーナスを心待ちにしている。多くの人にとって、ボーナスは会社の自分の1年の仕事に対する評価で、会社を辞めるか残るかの決め手でもなる。中国青年網が報じた。
中国青年報社会調査センターがこのほど、「問巻網」を通じて2003人を対象に実施した調査によると、回答者の59.3%がボーナスを「首を長くして待っている」と答えた。また、40.4%がボーナスに「満足していない」と答えた。ボーナスを重視している理由については、53.3%が「1年間がんばって仕事をしたから、それなりの見返りがほしい」と答えた。
「春節まで1カ月を切ったが、ボーナスをもらったか?」
同質問に回答者の20.0%が「もらった」と答えたのに対し、59.3%が「まだ」と答えた。「今年はボーナスなし」との回答も16.8%あった。また、3.9%が「なんとも言えない」と答えた。
注目の金額では、55.6%が「5000元(約9万円)以下」と答えた。うち、21.8%が「2001-5000元」、15.5%が「1001-2000元(約3万6千円)」、18.3%が「1000元(約1万8千円)以下」と答えた。
40.4%「不満」
今年のボーナスに満足しているか?との問いに、回答者の40.4%が「不満」、 38.5%が「普通」と答え、「満足」との回答は21.1%にとどまった。