中国光伏(太陽光発電)業界協会の王勃華秘書長が21日に発表した情報によると、中国の2015年の新規太陽光発電設備容量は約15GWで、前年比で40%以上の伸び率となった。全国の太陽光発電設備容量は累計で約43GWとなり、ドイツを抜き太陽光発電設備容量で世界一の国になった。新華社が伝えた。
同協会は、太陽光発電業界の2015年を振り返り、2016年を展望することを主旨とするシンポジウムを、21日に北京で開催した。王秘書長は席上、「太陽電池メーカーの収益は2015年に大幅に好転し、ほとんどの企業が黒字化した」と述べた。
中国の太陽光発電産業は、2016年も好転を続けるとみられる。王秘書長は、「海外の太陽光発電市場の需要が旺盛で、新技術の応用と新製品の開発のペースも加速される。太陽電池の製造のスマート化水準も徐々に高まる見通しだ」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月22日