米ペンシルバニア大学TTCSP(シンクタンク市民社会プログラム)は27日に北京で、「世界シンクタンク報告書2015」を発表した。中国のシンクタンク数は世界2位で、うち9つのシンクタンクが世界ランキング(計175)に入選した。科技日報が伝えた。
報告書によると、2015年の世界のシンクタンク数は6846で、地域別では北米が最多の1931に達した。2位は欧州(1770)、3位はアジア(1262)。米国(1835)はシンクタンク数で世界最多を維持した。2位は中国(435)、3位は英国(288)、4位はインド(280)となった。
同報告書は2015年世界シンクタンク総合ランキング(計175)を選出した。米ブルッキングス研究所が世界一に輝き、英国王立国際問題研究所は2位、米カーネギー国際平和財団は3位。ブルッキングス研究所は2015年度世界最優秀シンクタンクに選出された。世界トップ10入りしたシンクタンク数は米国が最多の6で、前年同様となった。中国からは、中国社会科学院、中国国際問題研究所、中国現代国際関係研究院、国務院発展研究センター、国際戦略研究センター、上海国際問題研究院、天則経済研究所、中国・グローバル化シンクタンク、人民大学重陽金融研究院がトップ175入りを果たした。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月28日