■売れ行きトップは米国・日本・ドイツ製品
申年の春節には、外国製品も中国国内にどっと押し寄せた。正月用品祭の期間中、25カ国・地区の海外ブランド品約5千点が売り出され、中国人は自宅から1歩も出ることなく、世界中の商品を購入することができる。
報告では「中国人がこよなく愛する外国製品・国別トップ10」が選出され、ランクインした10カ国は順に、米国、日本、ドイツ、韓国、オーストラリア、オランダ、フランス、英国、ニュージーランド、イタリアだった。品目別外国製正月製品売れ筋トップ3は、食品、化粧品・日用品、マタニティー・ベビー用品。外国製正月商品の購入に関しては、都市部と農村部の間に依然格差があることは、注目すべき点だ。都市部住民は、化粧品・日用品の購入に熱心である一方、農村部の消費者は、マタニティー・ベビー用品を多く購入している。
また、各省(自治区・直轄市)によって、外国製正月用品の消費傾向が違うことが「報告」から明らかになった。上海市民はスイス製腕時計、広州市民は旅行用スーツケース、遼寧市民は「ツバメの巣」、浙江市民は有名ブランドバッグ、四川市民は各国の特産コーヒーが、それぞれお気に入りだ。