1月31日、春運(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)を迎えた蘭州鉄道局の蘭州運輸区のリネンサプライ作業場を訪れ、列車で使われるリネンのクリーニングプロセスを取材した。リネンサプライ工場は142名の従業員を抱え、蘭州運輸区の全ての列車のリネンのクリーニング作業を請け負っており、毎日10万枚をクリーニングする。
洗濯とアイロンのプロセスは既にすべて機械化されているものの、人による作業内容も少なくない。従業員たちは数万枚にものぼるリネンの中から特に汚れがひどいものなどを選びだし、単独で洗濯しなければならない。また毎回400枚近くのシーツを全て洗濯機に入れる作業は従業員にとって非常に骨の折れる作業で、最後には力いっぱい押し込むことでようやく洗濯機をいっぱいにすることができる。
作業場の外は寒風が吹き荒れている一方で、作業場の中は蒸し暑く湿度が高い。蘭州運輸区のリネンサプライ工場の李銘工場長は「春運が始まると、従業員たちの作業量は2倍に増え、残業が深夜2時まで及ぶこともしばしばだ」と取材に答えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年2月2日