2月3日、広州東駅のプラットフォームで樊鼎さんは妻の雷雲さんをしっかりと抱きしめた。2人とも目に涙を浮かべている。 |
彼は春運(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)期間中に、広東国境警備の最前線で任務に当たる兵士、彼女は春運の鉄道を駆け巡る旅客輸送乗務員、新婚ほやほやの彼らは共に春運の時期は忙しく、この新年も団欒できない運命にある。臨時列車の巡り合わせにより、彼らは広州東駅のプラットフォームで30分という短い時間ではあったが、団欒のひと時を過ごすことができた。樊鼎さんと雷雲さんは6年の遠距離恋愛を経たのち、ついに2016年の元旦に籍を入れた。しかし春運を間近に控え、2人は1日も結婚休暇を取ることなく、忙しい春運のためそれぞれの仕事の任務に就いた。新華網が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年2月4日
樊鼎さんが妻の雷雲さんの涙を拭っている。 |
しっかりと手と握り合う樊鼎さん(右)と妻の雷雲さん。 |