春節(旧正月、今年は2月8日)を目前に控えたこの時期、実家で待つ両親の様々な「催促」という辛い試練に怯える独身男性は少なくないようだ。近年、両親からの結婚の催促を回避しようと、彼女を「レンタル」して帰宅する新たな手法が登場、「レンタル彼女」市場は急速に成長を遂げている。中国新聞網が伝えた。
彼女レンタルに追い込まれたホワイトカラーたち
近年、長期休暇が訪れるたびに独身男性の「結婚催促圧力」がメディアに取り上げられるようになっている。
ホワイトカラーの白鋼さん(30)は、広東・陽江のIT企業に勤めており、今年の春節は両親の催促攻撃を回避するため、お金を払って彼女を「レンタル」する予定だという。
白さんは付き合っていた女性と5年前に別れた。恋愛や結婚は縁に任せるもので、強引に進めるものではないと考えるが、両親にこれ以上の心配をかけないためにも、今年は彼女をレンタルして家族団欒のひと時を演出することにした。これも善意ある嘘なのかもしれない。
レンタルするあたって、白さんには気がかりなことが2つ。1つはレンタル料が高すぎるということ。一般的に価格は1日当たり1000元(1元は約17.9円)に達するという。もう1つは女性側が提供する情報量が少なく、騙される可能性があるということ。