〇春節の宴会掛け持ちで最も忙しいのは福州市民
春節連休中は、宴席に出る機会が増える。そして、増えれば増えただけ、代行ドライバーを呼んで運転代行をしてもらわなければならない。このような状況から、運転代行オーダーのリピート率が最も高い都市は、安全意識が高いと結論づけられる。「滴滴代駕」ビッグデータによると、任意に抽出した2日間で、リピート率が最も高いのは福州市で、13.18%に達した。同市は、今年の春節、宴席の場が最も多く、かつ、安全意識を備えたカーオーナーが最も多い都市といえよう。第2位は厦門(アモイ)で12.40%、第3位は済南で11.38%だった。福建・山東の両省はいずれも沿岸部の省だが、住民の飲酒量は決して少なくない上、安全に対する意識は全国トップレベルだ。
故郷で過ごす時間に限りがあるため、ひと晩に複数の宴席に出なければならない―多くの飲んべえが春節期間中にこのような体験をしたに違いない。ビッグデータによると、福州のカーオーナーは、この方面の数字でも全国トップに立った。春節期間中に代行運転をオーダーした福州市民のうち、「ひと晩で2回代行運転をオーダーした」と答えた人の割合は11.12%を占めた。「五粮液」の故郷で「酒郷」と称される四川省宜賓がわずかな差で第2位(10.33%)、第3位は杭州(9.14%)だった。
データを時間帯別に分析すると、春節連休中、連日お昼から飲み始める市民が最も多い都市は安徽省合肥市だった。同市では、代行運転予約の33.97%が午後3時前に行われた。全国に多くの労働力を輩出している出稼ぎ農民大省・安徽省の省会都市(省政府所在地)である合肥市では、市民の最大の喜びは祝日期間中にお酒を何杯も酌み交わすことで、飲み始める時間は早ければ早いほど良い、というわけだ。第2位は長沙(24.91%)、第3位は南京(23.86%)だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年2月15日