2015年中国を席巻したドラマ「琅琊榜」は19日夜、微博(ウェイボー)の公式アカウントで、4月11日から日本初放送されることを明らかにしたほか、日本語版のポスター、登場人物の関係図、役、ストーリーの紹介を発表した。日本語名は、「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」。CSエンターテインメントチャンネル「チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた」で、月曜日から金曜日まで午後1時から2話連続で放送される。放送を間近に控え、日本ではすでに、「出演者の顔面偏差値が高い」など期待する声が高まっている。羊城晩報が報じた。
梅長蘇は『三国志』の諸葛孔明に勝るとも劣らず
有料のCSエンターテインメントチャンネルはこれまでに、中国ドラマ「隋唐演義」、「精忠岳飛」、韓国ドラマ「トンイ」、「チョン・ドジョン」など、歴史ドラマを数多く放送してきた。
日本のメディアは、同ドラマについて、「『宮廷の諍い女』、『三国志』、『水滸伝』などの人気中国ドラマの良さを凝縮している。男たちの宮廷闘争を描き『男性版・宮廷の諍い女』との呼び声も高い。また、主役の梅長蘇の知略は『三国志』の諸葛孔明に勝るとも劣らず、江湖の義や兄弟の契りなど仁義の篤さは『水滸伝』に匹敵。中国ドラマならではの魅力が詰まった傑作」と紹介。梅長蘇を演じている胡歌(フー・ゴー)について、「彼自身の経験が梅長蘇の生きてきた道と重なるところがあった。2006年の人気が高まった時に交通事故に遭い、顔や首など100針以上縫う大手術を受けた。俳優復帰への道は並大抵ではなかったが、努力し続けた。梅長蘇はまさに彼自身を投影しているよう」と説明している。