〇凍結保存された受精卵の質が劣っている証拠は現時点で皆無
マイナス196℃という極低温の環境下で、凍結受精卵はどのくらいの期間保管することができるのだろうか?専門家は、「ある国では、保管期間を10年までと定めている。だが、理論上では、マイナス196℃という条件を保てば、無期限に保管することが可能だ」と指摘した。
極めて厳格な(受精卵の)篩い分けシステムが設けられていることから、解凍受精卵を用いた体外受精(試験管ベビー)技術による成功率(着床率)は、今のところ、新鮮な受精卵の着床率より少し低いレベルを保っている。専門家は、「凍結受精卵を用いて妊娠、出産した子供が、知力、体力、健康レベルの各面で、新鮮な受精卵による普通の妊娠・出産で生まれた子供より劣っているという証拠は、今のところ見つかっていない」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年2月23日