国家海洋局が24日に発表した情報によると、中国初の南極科学観測基地エリアの三次元地図「長城基地三次元地図」の作成が完了した。長城基地は中国初の、三次元地図を科学観測に用いる極地観測基地エリアとなった。科技日報が伝えた。
中国第32次南極科学観測隊の隊員は、夏季に長城基地で傾斜撮影ドローン「氷川号」を初めて使用した。この地図は、計8回の飛行によって得られた、長城基地周辺の準メートル級高分解能空撮写真約5000枚を使って作成された。同地図の作成は、南極の過酷な自然環境において傾斜撮影・測量技術を活用する可能性を検証し、今後のその他の南極科学観測エリアにおける順調な実施のため経験を蓄積し、基礎を固めた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月29日