瀾滄江―メコン川協力の第3回高官会議が24日に海南省三亜市で開かれた。外交部(外務省)の華春瑩報道官は25日の定例記者会見で「今回の高官会議は3月下旬に行われる初の首脳会議の成果について踏み込んで議論し、広範な共通認識にいたった。各国高官は瀾滄江―メコン川協力の進展を高く評価した」と指摘。
華報道官によると、劉振民外交副部長(外務次官)とタイの外務次官が会議の共同議長を務め、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの高官が出席した。会議の重点は3月下旬に行われる瀾滄江―メコン川協力初の首脳会議に向けた準備だ。
華報道官は「今年はASEAN共同体成立元年、中国ーASEAN対話関係構築25周年であり、瀾滄江―メコン川協力開始の年でもある。初の首脳会議は瀾滄江―メコン川協力の今後の発展にとって規則を定め、基調を定める重要な意義を持つ。中国側は各国と共に努力して、首脳会議が順調に成功して実り豊かな成果を収め、メコン川準地域の発展促進、ASEAN共同体の建設推進に積極的な貢献となることを望む」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年2月26日