中国銀聯とクレジットカードのVISA(ビザ)はこのほど上海で協力了解覚書に調印し、決済をめぐるイノベーション、決済の安全性、金融包摂などで協力を進めることで一致した。
覚書によると、この2つの世界トップクラスのカード決済機関は今後、重要なグローバルプラットフォームを建設する。それぞれの強みを結びつけ、監督管理上の要請を満たした上で、開放型のカード機関による市場サービス能力の向上をともに促進し、消費者、店舗、銀行、その他の金融機関を含む参与者が利益を得られるようにする。また決済の安全性、決済をめぐるイノベーション、金融包摂などの分野で重要な協力を進めていくという。
現在、銀聯カードの世界での発行枚数は50億枚を超え、銀聯ネットワークは中国の都市部・農村部を網羅しただけでなく、アジア、欧州、アメリカ大陸、オセアニア、アフリカ等海外の150カ国・地域にも広がりをみせる。特約店は3400万店に迫り、銀聯ネットワークの現金自動引き出し機はすでに200万台を超えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年2月26日