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写真5千枚の合成で表現した昔の北京

人民網日本語版 2016年03月03日13:35

写真は雷磊より

天安門広場前の長安街は、多くの人々や車が行き交っている。だが、細かく見てみると、これらの移動する「車両」は全て、さまざまな写真の「スーパーインポーズ(多重焼き付け)」によって出来上がったものだ。アニメ短編映画「写真回収」には、このような写真の合成によって製作された「動く写真」が数多く登場する。中国でフリーで活躍するアニメ監督・雷磊氏とフランス人芸術家Thomas Sauvin氏の共同制作によって、記憶がフラッシュバックするような同作品が誕生、20年あまり前の昔の北京の姿が再現された。揚子晩報が伝えた。

〇写真5千枚で記憶が「フラッシュバック」

「写真回収」がいち早くネットユーザーの注目を集めたのは、これらの動く「古い写真」だ。マクドナルド店頭にあるベンチには、マクドナルドの象徴的存在である「マクドナルドおじさん」が座っている。多くの子供たちは、おじさんと一緒に写真を取るのが大好きだ。実験室では、2人の教師が一緒に化学実験を行っている。作業のひとつひとつが、まるで「絵コンテ」のように、1枚1枚のフィルムに記録された。さらに壮観なシーンは、天安門広場で、観光客1人1人が天安門前に立ち、首都のシンボルであるこの建築物をバックに記念写真を撮っている。


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