幼少のころから北京で生活している1990年代生まれのYolandaさん(女性)は、煎餅果子が死ぬほど好きという。中国式ハンバーガーやリャンピーなど西安のシャオチーは、ニューヨークでだんだん頻繁に眼にするようになったが、かつての風味豊かな煎餅果子に出会うことがなかったため、ボーイフレンドと一緒に正統派の煎餅果子を売る屋台を開き、売上は1日2千ドル(約23万円)を上回っている。
実店舗だけではなく、中国人のシャオチーは、オンラインでも盛んに販売されている。浙江出身の華僑、黄傑克さんが営む「縉雲焼餅(中国式ピザ)」は、トロントでテスト営業を始めたが、オープン初日は500枚以上の焼餅を販売した。その後10日間、猛烈な勢いで注文が押し寄せ、多くの顧客は順番待ちリストに入り、商品の受け取りまでに日数がかかることになった。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年3月10日