2016年1月22日  
 

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中国の孔府菜の無形文化遺産申請に「特色欠ける」?

キムチの申請成功を読み解く

人民網日本語版 2016年01月22日14:15

19日、中国の孔府菜の無形文化遺産申請に関して報道したある海外メディアの記事が注目を集めている。この記事は「孔府菜は特色に欠ける」とし「中国国内でもこの料理に際立った特色があると考える人は少ない」と指摘している。またそれ以前の中華料理の無形文化遺産申請における失敗も踏まえ、今回の孔府菜の申請はひときわ注目を集めている。中国新聞網が伝えた。

孔府菜とは?

実際には2011年に孔府菜の調理技術はすでに第三回国家レベル無形文化遺産リストにリストアップされており、2015年10月17日、中国衍聖公府飲食技術標準化委員会はユネスコに対する世界無形文化遺産リストへの申請手続きに正式に着手することを発表した。

衍聖公府が言うところの「孔府菜」とは、宋代宝元年間に孔府が正式に建てられてから生まれた料理で、清代の乾隆年間に最盛期を迎えた。その食や礼儀のルールとスタイルなどの特色は歴史的、文化的にも有名で、飲食文化の代表性と緊急の保護を要するという点から見ても、中国の民族的な料理を代表して無形文化遺産リストに申請する価値があると、中国衍聖公府飲食技術標準化委員会の劉徳広主任は紹介している。

中国孔府菜研究会が編著する「中国孔府菜譜」で、孔府菜は真品類、鶏鴨類、魚蝦類、肉類、甜菜類とその他の合計6種類に分類されている。また研究では孔府宴は古代、皇帝や側近の大臣、高官貴人などが皇帝や皇太后への献上、官位への就任、誕生日や祝日、冠婚葬祭の際に特別に設けた宴席を指すという。


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