国家統計局が10日に発表したデータによると、2016年2月の消費者物価指数(CPI)は前月比1.6%上昇し、前年同月比では2.3%上昇し、前年同月比上昇幅は2014年7月以来の記録を更新した。人民網が伝えた。
2月のCPIは全体で前年同月比2.3%上昇し、都市部では2.3%上昇、農村部では2.2%上昇、食品価格は7.3%上昇、非食品価格は1.0%上昇、消費財価格は2.6%上昇、サービス価格は1.8%上昇だった。1~2月を平均すると前年同期比2.0%の上昇となった。
2月のCPIは前月比1.6%上昇し、都市部では1.6%上昇、農村部では1.6%上昇、食品価格は6.7%上昇、非食品価格は0.3%上昇、消費財価格は2.2%上昇、サービス価格は0.5%上昇した。
2月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.3%低下、前年同月比4.9%低下した。工業生産者購入価格指数は前月比0.5%低下、前年同月比5.8%低下だった。1~2月を平均すると、PPIは同5.1%低下、工業生産者購入価格指数は同6.0%低下した。
データをみると、2月のPPIは前月に続き、前月比も前年同月比も低下幅が縮小した。PPIは前月比では0.2ポイント縮小し、前年同月比では0.4ポイント縮小した。同局都市社会経済調査司の余秋梅シニア統計師は、「前月比低下幅が縮小した原因は、一部の工業の出荷価格の上昇幅が拡大した、あるいは低下幅が縮小したためだ」と分析する。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年3月11日