2016年1月15日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

外資導入額が6.4%増加 質も向上 15年

人民網日本語版 2016年01月15日13:43

商務部(商務省)の責任者は14日、「2015年は国際外資導入競争がますます激化し、国内経済に大きな下方圧力がかかるなどの困難な課題に直面しつつ、中国の外資導入は規模が安定的に拡大し、その質もさらに向上した」と述べた。

<データ>

▽外資導入が再び新記録

同部によると、15年の外資導入規模は再び記録を更新した。昨年に全国で設立された外資系企業は2万6575社に上り、前年比11.8%増加した。実行ベース外資導入額は7813億5千万元(1元は約17.9円)で同6.4%増加した。昨年末現在、全国の非金融分野の外資系企業設立数は累計83万6404社、実行ベース外資導入額は累計1兆6423億ドル(1ドルは約117.7円)に達した。

昨年は外資による投資の平均強度がさらに高まった。外資系企業の新規設立1件あたりの平均投資額が1530万ドルに達し、同5.1%増加した。外資が参入した産業の構造が一層改善され、サービス産業の実行ベース外資導入額は4770億5千万元で同17.3%増加し、製造業は2452億3千万元で前年の水準を維持した。外資による合併買収(M&A)取引がますます活発化しており、15年にM&A方式で設立された外資系企業は1466社で同14.4%増加し、これら企業による実行ベース外資導入額は177億7千万ドルで同137.1%増加した。M&Aが実行ベース外資導入額に占める割合は、14年の6.3%から15年は14.1%に上昇した。

▽多国籍企業の投資が活発に

同部によると、昨年も世界企業500社番付に入る多国籍企業が中国での企業設立や追加投資を行い、投資先産業は自動車・部品、石油化学、エネルギー、インフラ、バイオ、医薬、通信、金融、ソフトウエアサービスなど様々だ。現在、外資系企業が中国に設立した研究開発機関は2400カ所を超える。


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント

アクセスランキング