周強最高人民法院長は13日に北京で「中国は国家安全法、テロ対策法を踏み込んで実施し、国家分裂煽動、テロなどの犯罪を厳重に処罰する」と表明した。中国新聞網が伝えた。
第12期全人代第4回会議は同日、第3回全体会議を行い、周院長が最高人民法院活動報告を行った。
周院長は「2015年に中国の法院は反テロ・反分裂・反邪教闘争に積極的に加わり、国家分裂煽動、テロ組織の結成・指導、テロ組織への参加、テロ音声・動画拡散などの犯罪に対する取締りを強化した。各級法院は国家の安全を脅かす事件、テロ事件計1084件を結審し、犯罪者1419人に判決を言い渡した」と説明した。
今年の取り組みについては「不法な資金集めなど経済犯罪を法にのっとって罰し、国家の安全と社会の安定を断固として守る。反腐敗の高圧的姿勢を保ち、重大な職務犯罪事件に対する裁判の取り組みを強化し、反腐敗闘争の踏み込んだ展開を促す」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年3月14日