ボアオ・アジアフォーラム　新しい共通認識を凝集 (2)

現在、中国経済は調整とモデル転換を進めている。数日前に閉幕した第12期全国人民代表大会第4回会議では、第13次五カ年計画の計画綱要が可決され、今後5年間の中国の経済社会発展の青写真が描き出された。第13次五カ年計画期間に、中国は革新、協調、グリーン、開放、共有の発展理念を徹底実施し、経済発展の新常態（ニューノーマル）を誘導し、供給側の構造改革を推進し、経済の中高速成長を維持し、中の上レベルへの発展を推進していく。中国は新たに高い水準の対外開放を実施し、引き続き各国とともに「一帯一路」（1ベルト、1ロード）を建設し、周辺国のインフラ設備との相互接続（コネクティビティ）を加速させ、国際的な生産能力と設備製造をめぐる協力を深いレベルで推進していく。中国は今年、主要20カ国・地域（G20）杭州サミットを開催し、各国とともに世界経済の復興を推進し、グローバル経済のガバナンス改革を深化させる。

今回のフォーラム総会では、中国の第13次五カ年計画、G20杭州サミット、「一帯一路」、中国の発展の道筋・見通しなどが重要な話題になるとみられる。各方面の代表は中国の指導者や関連当局、地方政府の責任者による信頼度の高い説明を聞くことができる。今回の総会で、参加者は中国経済の見通しに対しより多く信頼を寄せるようになり、中国への客観的で正確な認識を一層深めるようになり、中国と世界がともに発展するよりよい未来の情景を一層はっきりと目にするようになるものと確信される。（編集KS）

「人民網日本語版」2016年3月21日