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山西晋中で「週休2.5日」制実施へ 4月1日から

人民網日本語版 2016年03月22日08:26

山西省晋中市は、今年4月1日から全国に先駆けて「週休2.5日」制を導入した。流行語となった「世界那么大,我想去看看」(広い世界を見てみたい)といった考えをもつ人々に時間的保障を提供することとなった。「週休2.5日」は具体的に如何にして進められるのか。国が定める労働時間は確保されるのだろうか。中国放送網が伝えた。

晋中市政府によると、今回の「週休2.5日」制の導入は、ピークを避けた観光の推進、観光消費の促進、観光新業態の育成、文化観光産業の発展という国務院と山西省政府の関連政策と長期的政策措置に基づくものであり、その最たる目的は各地の状況に基づいた「オーダーメイド」の観光業の発展を促すことにある。

同制度の具体的な実施方法は、毎年4月1日から10月31日までの期間を「週休2.5日」とし、同制度が適応される機関は毎月2回金曜日の午後が休みとなる。主な実施機関は全市の党・政府機関と団体・事業機関で、社会組織・企業もこれに倣い導入することができる。

同市は、通常業務に支障を来たさないために、「週休2.5日」制を導入する機関は、金曜日の午後も必ず半分の職員を出勤させ、政府窓口サービスは当面同制度の導入を見送るとしている。また、他の曜日に2時間の追加勤務時間を設けるか、有給休暇や平日の残業、法定休暇の当直時間の調整など方法を通じて国が定める労働時間を確保するとしている。(編集IM)

「人民網日本語版」2016年3月22日

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