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「断舎離」 日本人の暮らしの哲学 (2)

人民網日本語版 2016年03月22日08:19

「断舎離」を実践してシンプルな部屋に様変わりした

「断舎離」では、不必要なものと完全に「縁を断つ」ことで、思考を鮮明かつシンプルにし、「必要最低限」のものだけを残すことが強調されている。例を挙げると、寝室はベッドと机だけ。書籍や衣類、生活用品といったものは寝室の中には入れないといったものだ。山下氏と佐々木氏は「ものを買わないあるいは買う量を減らす」など、ものへの欲求も最小範囲内に抑え、衝動買いの後から来る罪悪感や物の浪費を避けるよう呼びかけており、そうして暮らしの環境と人生をシンプルにしてこそ、他の有意義なことをする時間が生まれるとしている。

筆者が日本の友人宅にお邪魔してみると、確かに部屋は清潔で広々とし、物寂しささえ感じることがある。そうした多くの日本人が、物質欲を抑えることで、後にそれを処分する煩わしさも減り、暮らしの意義ある時間も増えたと話している。(編集IM)

「人民網日本語版」2016年3月22日


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快楽火車旅遊   2016-03-2861.86.138.*
わたしはものを買うときには熟慮吟味し、衝動買いなどとは無縁の生活を続けている。それらのものは自分で修理も改造も不能となった時点でごみとして処分することになるがその際も将来、利活用できそうな部分は極力取り置くようにしている。置いておく場所があるのにいま要らないというだけでどんどん処分するというのでは、それは浪費であり「断舎離」などという過ぎ行く一時の流行に乗せられた愚行に過ぎない。そもそも身の回りのものの量を減らすこととすっきりと思考することとは次元が異なる。調子に乗って処分し過ぎて後悔しませんように。