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「2.5日小型連休」政策、各地方政府が続々と実施へ

人民網日本語版 2016年01月04日15:39

勤労者の有給休暇制度を徹底的に実施し、柔軟性に富み、ピークを避けた休暇の取得を奨励し、旅行者の消費ニーズを刺激する目的で、河北、江西、重慶、広州、甘粛など各地ではこのほど、続々と実施細則が発表された。このうち、特に社会から注目を集めているのは、各地方政府が発表した金曜午後から週末にかけての「2.5日小型連休」だ。新華社が伝えた。

〇それぞれに特色あり:お休みを「繋ぐ・集める」で予定を組む

いくつかの地方政府は、地元の特色に富んだ「小型連休」政策を打ち出した。たとえば重慶市は、機関や企業の従業員に対し、休みの日を「繋ぐ・集める」やり方で、旅行に出るよう奨励している。一方、甘粛省や広州市は、小・中・高校の「春休み」「秋休み」制度を推奨している。フレックスタイム制を打ち出した多くの地方政府は、「2.5日小型連休」と「夏季休暇」を組み合わせている。これらの新政策の多くは、2016年からの実施スタートとしている。

政府機関や事業機関のほか、上海や広州などの大都市の一部企業は、「2.5日小型連休」を試行しつつ、他の方法との「比較」を行っている。上海の某外資企業は、「不定時労働制」を採用、午前10時から午後4時までを「コア勤務タイム」とし、この時間帯だけは必ず就労していることを従業員に求めるが、その他の時間帯は、各自が柔軟に勤務時間を調整できる。また、広州の某金融資産管理企業は、すでに「2.5日小型連休」制度の実施をスタートさせた。

旅行業界関係者はあまねく、「2.5日小型連休」に期待を抱いている。多くの旅行会社は、数年前から、週末を利用した「小型連休」や「長期休暇」関連商品を開発してきた。北京の某旅行会社は、「2.5日ミニ連休」海外ツアーに眼をつけている。


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