世界的に有名なピザチェーンのドミノ・ピザ(オーストラリア法人)はこのほど、世界初の全自動宅配ロボットを開発したと発表した。人民日報が伝えた。
このロボットとは、宅配用の四輪小型自動運転車のことで、ドミノ・ピザとシドニーの技術企業のMarathon Targetsが共同開発。軍事技術、ドミノ・ピザが開発したGPSデータ追跡システムなどを融合。ロボットの最高時速は20キロに達し、GPSを搭載し、最良のルートを検索できる。レーザーセンサーを内蔵し、障害物を回避可能。車には保温ケースが取り付けられており、最多で10枚のピザを入れることができる。ロボットが目的地に到達後、消費者は携帯電話で識別コードを入力し、保温ケースを開きピザを取り出す。
ロボットの開発は2015年に始まった。すでに道路を走行する能力を持つが、オーストラリア連邦と各州の関連部門による試験に合格し、初めて正式に使用開始となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月23日