社会の発展と共に、車で通勤する人も増加している。しかし、英国のある最新研究によると、車で通勤する人は肥満傾向にあり、路線バスや自転車、徒歩、またはそれを組み合わせて通勤すると、ダイエットにつながる。新華網が報じた。
ロンドン大学衛生学熱帯医学大学院の研究者が最近、医学専門誌「ランセット・ 糖尿病・内分泌学」で発表した報告書によると、肥満になりやすい40-69歳の英国人15万人を対象にした調査で、通勤手段でボディマス指数(BMI)が変わることが分かった。
回答者のうち、男性64%、女性61%が車で通勤し、その他の回答者は路線バスや自転車、徒歩、またはそれらを組み合わせて通勤していた。
調査結果を分析すると、通勤手段でBMIが大きく異なっていた。差が最も大きいのは自転車通勤と車通勤で、男性は平均的な体型が身長177センチ、体重86キロだったのに対し、自転車通勤をしている男性は、BMIが1.71低く、体重が10キロ少なかった。また、女性は平均的な体型が、身長164センチ、体重71キロだったのに対し、自転車通勤をしている女性は、BMIが1.65低く、体重が4.4キロ少なかった。
徒歩通勤や路線バス通勤もBMIの低下につながる。実際には、路線バスと徒歩を組み合わせて利用する人が多く、分析によると、車通勤の人に比べて、男性では1、女性では0.67、BMIが低かった。