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小米 業界の壁越え炊飯器に挑戦 日本進出も視野

人民網日本語版 2016年03月31日11:25

小米科技(シャオミ)がこのほどうち出した新製品は、なんと炊飯器だ。小米は29日に開催したメディア向け発表会で、圧力IH炊飯器を発表し、日本でも売り出す考えがあることを明らかにした。「京華時報」が伝えた。

小米の創業者で会長兼最高経営責任者(CEO)の雷軍氏は発表会で、「小米の企業生態チェーンを戦略的にバージョンアップし、新ブランド『MIJIA』(米家)をうち出し、今後は小米のスマート家庭用製品にはすべてMIJIAブランドを冠する」と述べた。第1段として圧力IH炊飯器を発売するという。

この炊飯器は小米の企業生態チェーンの企業がそれぞれの科学技術を持ち寄って作り上げた「純米」製品だ。中核となったメンバーはアップル、MOTO、IBM、美的、フィリップス、サンヨー出身の技術者達で、携帯電話チームと家電チームが業界の枠を越えて協力した。サンヨーの飯器事業部の開発部長を務め、炊飯器の重要特許を数多く保有する内藤毅氏もその中に加わった。

小米によると、この炊飯器にはさまざまなスマート機能が搭載されており、携帯電話を利用してコメのパッケージをスキャンすると品種や産地などの情報を読み取り、適切な調理方法を選ぶという。コメの種類によってふさわしい調理方法は違うからだ。価格は999元(約1万7365円)。小米は、「よりよい中国製炊飯器を作って、日本でも売り出す」と豪語する。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年3月31日

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