ジン族
56の民族を訪ね歩き、1年かけて「結婚式のプロ」に
姬玉婷さんは河南省焦作出身の「90後」で別名は小姬、1989年生まれの何涛さんは山東省出身で別名は三獣だ。2013年、重慶郵電大学を卒業した2人は重慶に残って就職し、小姬さんは広告会社で企画の仕事を始めた。3年間、彼らは仕事を懸命に行い、真面目に恋愛した。
昨年8月、両親を安心させるため、2人は入籍した。彼らはお互いのために「自分たちにしかできない」結婚式を挙げることに決めた。
儀式スタイルではなく、路上での婚礼スタイルを計画した。小姬さんは、「私達は初めて分かり合えたのは西蔵(チベット)旅行中だった。出会いも恋愛も交際も全て旅行中だったので、突然結婚を決めた時には再び旅行に出かけようと思い、徒歩とヒッチハイクでの特別な挙式を挙げることにした」と話す。
1年近くの準備期間を経てルートを決め、昨年9月25日に彼らは重慶から出発した。2人は、「この1年はフルタイムで結婚式を行なう。56の民族文化を知り、彼らの民族衣装を身に付け、56種類の有意義な結婚写真を撮影したい」と語る。