アリババグループとの自動車共同開発を発表してから1年余りが経過する上海汽車は、初のネット接続車を「栄威RX5」と命名し、今月の北京モーターショーで一般公開すると発表した。発売は今年下半期を予定。北京日報が伝えた。
同車は両社が初めて共同開発するネット接続車だ。このSUVはマトリクスLEDヘッドライトを採用し、アリババが独自に開発した「Yun OS」を搭載。上海汽車の伝統的な動力システム「藍芯」搭載車の発売後、プラグインハイブリッドシステム「緑芯」搭載車と電気自動車を発売する。
両社は2014年7月にネット接続車の事業提携協定を締結し、10億元(約170億円)を共同出資し「ネット接続車基金」を設立した。双方はネット接続車と関連サービスの業務提携を展開し、未来志向のネット接続車と産業チェーンを共同構築する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年4月6日