●生活と娯楽:自由に、型にはまらない。お金がなくても楽しい
「平日は一生懸命働き、週末は大いに遊ぶ」というライフスタイルは、大都市で生活する若者の日常パターンとなっている。タクシー配車アプリ「滴滴」のビッグデータによると、広州では、週末、深夜の時間帯のタクシー予約件数が全日の36.6%を占める。この数値から、広州が名実ともに備わった「不夜城」である事実がうかがえる。広州の次には、深セン、上海、北京が続いた。
統計データによると、北京・上海・広州・深セン各都市における主要娯楽施設集中エリアのうち、北京の三里屯・五道口、深センの歓楽海岸、広州の天河スポーツセンターは特に人気が高く、上海市民が深夜に外出する頻度は、これら3都市より少なかった。
さまざまな娯楽スタイルのうち、一線都市の若者は、映画鑑賞、旅行、街歩き、ゲームを好む傾向が高かった。これらはいずれも、従来の娯楽に比べ、コストのかからない遊びといえる。