3、脳の血液循環不足を促進
入眠後、人の心拍数は次第に減少し、各組織に届けられる血液が流れるスピードも遅くなる。脳に流れる血液の量も、覚醒時より減少する。昼食をとると、消化を促進するために、かなり多くの血液が胃腸に集中するため、うつ伏せ寝によって脳に流れる血液がさらに不足し、ついには、眩暈、耳鳴り、足のだるさや痺れなどの症状を呈する恐れがある。
4、呼吸に悪影響
このような姿勢で昼寝をすると、呼吸にもダメージがもたらされる。身体を不自然に曲げるため、スムーズな呼吸ができなくなり、胸郭の拡大・縮小が十分ではなくなり、体内に酸素が十分に行き渡らなくなる。女性の場合、胸を圧迫する姿勢を続けていると、さまざまな心臓疾患や乳腺疾患を誘発する恐れがある。
5、電磁波による皮膚損傷の危険性
専門家は、「電磁波による危害が、すぐに皮膚にダメージを及ぼすことはないが、この種の危害は、だんだんと蓄積されていく。デスクでうつ伏せ寝することを習慣にするオフィス族は、ディスプレイのスイッチはオフにしても、コンピュータ本体からの電磁波を浴び続けることになる。このため、昼寝をする時には、たとえ30分や20分でも、PC本体の電源を切ることを習慣にすべきだ」と指摘した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月11日