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第二次世界大戦の日本人孤児、中国での歳月を自伝に

人民網日本語版 2016年04月13日11:05

1941年、王林起さん(日本名 渡部宏一さん)は弟や妹3人と両親と共に開拓団として中国に渡った。戦争末期、6人家族だった一家は渡辺さん一人となってしまった。彼は「飢えと病気で虫の息だった私を中国の養父母が救ってくれて、私に二度目の命を授けてくれた」と語る。人民日報海外版が伝えた。

「私の中国での75年:日本人残留孤児の自伝」(西苑出版社出版)の中で、80歳の高齢となった王林起さんは中国で過ごした75年間を回想し、父母に寄り添った幼い日々や、1945年に両親と弟、妹を全て失ってしまった辛い記憶、中国の養父の自転車に乗った時の忘れがたい記憶、彼が幼い頃の記憶から奇跡的に思い出した手がかりを元に故郷を探し出したことなどを記している。中でも最も多く触れられているのが中国の養父母と中国人に対する感謝の気持ちだ。2011年には当時の駐中国日本国大使の丹羽宇一郎氏自ら日本政府からの感謝状を王さんの中国人養母である賈鳳朝さんに授与している(編集TG)

「人民網日本語版」2016年4月13日

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