2016年4月13日  
 

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中国はメコン川下流域諸国のために緊急放流を継続

人民網日本語版 2016年04月13日11:18

外交部(外務省)の陸慷報道官は12日の定例記者会見で、中国側が11日以降も瀾滄江―メコン川下流域諸国のための緊急放流を渇水期が終わるまで継続することを決定したと明らかにした。

陸報道官は「瀾滄江―メコン川下流域諸国の要請に応じて、中国側は自らの被災の困難を克服し、上流の科学的調整の後に景洪水力発電所を通じて3月15日から4月10日まで下流域に緊急放流を実施し、下流域諸国の干害緩和に積極的な役割を果たし、関係国と国際社会から高く評価された」と指摘。

「下流域諸国が依然干害対策の必要性を抱えていることから、中国側は4月11日以降も渇水期が終わるまで下流域への緊急放流を継続することを決定した。具体的水量は上流からの水量の状況と流域各国の実際の必要性に基づき適切に調整する。これは下流域諸国の利益を考慮し、これに配慮して決定した特別な手配だ」と述べた。

陸報道官はまた「前後2段階の中国側による水量調整行動は、必要な水利施設とは流域各国の洪水・干害緩和にプラスなものであることを十分に示している。中国側は引き続き異常気象、国境を跨ぐ水資源の共同利用について瀾滄江―メコン川流域各国と協力を強化したい」と表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年4月13日

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